群馬で起きた突風!太陽光パネルにも被害が・・・に対しての備えは?

群馬県伊勢崎市や前橋市で6月15日午後に発生した突風で被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

この数年で、竜巻や突風で大きな被害が出たというニュースが何度かありました。

損害保険では、竜巻や突風に対してどのような備えが必要なのか改めてまとめてみましたので、どうぞご覧下さい。

【建物】

持家に関しては、火災保険の「風災」の補償で台風、旋風(竜巻)、暴風などをカバーできます。また、風の被害がなかった場合で何かが飛んできて家が壊れた場合には「物体の飛来・落下・衝突」の部分でカバー出来ます。

竜巻など、家が根元から破壊されてしまうような場合では火災保険を「建物」のほかに「家財」にも付けておかないと家の中にあるものに対しての補償が受けられません。

個人で管理しているものが、管理ミスが原因で風で飛ばされたことで第3者へケガを負わせてしまった場合や他人の物を壊してしまったことで、法律上の賠償責任を負ってしまった場合の備えとして個人賠償責任特約がおすすめです。

営業目的に使用している建物で、業務上の過失によって上記のような管理上の賠償責任を負った場合の備えには「施設賠償責任特約」が必要です。

 

【自動車】

車が突風や竜巻で飛ばされたり、何かが飛んできて車が破損した場合には自動車保険の「車両保険」でカバーできます。

車両保険」には、大きく分けて自損事故や当て逃げもカバーする「一般条件」と相手車両がいる事故を補償する(自損事故や当て逃げを除く)「車対車+限定危険」がありますが、竜巻・台風・洪水・高潮に対しての備えは、「一般条件」と「車対車+限定危険」の両方で対応しています。

駐車中の車が突風や台風が原因で、他の車に衝突した場合や、第3者にケガを負わせた場合には、法律上の賠償責任が認められない限り、対物保険対人保険からの補償が受けられません。

 

【太陽光パネル】

毎日新聞からの引用

毎日新聞から引用させて頂いた衝撃の画像です。太陽光パネルが壊滅的な被害を受けています。

太陽光パネルが突風や竜巻で飛ばされた場合には、火災保険の「風災」でカバー出来ます。

太陽光発電設備に火災保険を付ける場合は、普通火災保険という一般的な火災保険に加えて、復旧までの1日あたりの売電利益を補償する休業損失(売電特約)などがセットになった、太陽光発電事業者様向け火災保険がおすすめです。

損保ジャパン日本興亜の商品では、太陽光発電事業者様向け火災保険は法人事業者様に限定されていましたが、この春から個人事業主様にもご加入頂けるようになりました。

 

被害に遭われた皆様の1日も早い復旧を祈ります!

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